今年2024年の夏は「観測史上1位の暑さ」になる可能性があります。
皆さん、暑さ対策の準備は万全でしょうか?
【出典:Yahoo!ニュース】
昨年2023年の6月から8月の平均気温は平年より1.76℃も高く、観測史上1位の暑さでしたが、2024年はさらにその上を行く可能性があります。
これほどの暑さの中で災害が発生することも考慮し、自宅避難についても準備や備蓄を進めておくことも重要です。
また、今月6月から大手電力会社の電気料金が値上がりし、7月はさらに大きく値上がりします。
そのため、エアコンの使用を控える方が増え、熱中症になるリスクも高まると予想されます。
エアコンを適度に使用することはもちろんですが、夏を涼しく過ごすためのグッズ利用や熱中症にならないための食品を取り入れ、暑さに適応した体を整えることも非常に重要です。
今回は厳しい2024年の夏を乗り切るため、熱中症にならないための食品、飲み物、おすすめひんやりグッズをご紹介します。
熱中症対策の食べ物・飲み物
味噌汁
夏と言えば、スタミナのつく料理やスポーツドリンクの摂取を意識する方も多いですが、普段の食卓にのぼることが多い味噌汁も熱中症予防に非常に効果的です。
味噌汁は発汗で失われた塩分や水分、カリウムなどの栄養素を手軽に補うことができます。
また、味噌には腸内環境を整える善玉菌や食物繊維が豊富に含まれており、自律神経の乱れや食欲低下を改善してくれます。
夏はむくみやすくなりますが、おみそ汁に使う味噌や豆腐には利尿作用があり、体の余分な水分を排出します。
でも夏は暑くて味噌汁作りたくない…
夏は暑くて味噌汁を作るのが嫌になってしまうかもしれませんが、美味しいレトルトお味噌汁を備蓄しておくと手軽に取り入れることができますよ。
コレ美味しい!!
にがり
夏バテ対策・熱中症対策として「にがり」もおすすめです。
夏バテの原因の一つは、細胞内ミトコンドリアの働きが低下し、エネルギー産生が不足すること。
ミトコンドリアの機能を維持するためには、マグネシウムが必要不可欠ですが、暑い夏は発汗でナトリウムやマグネシウムが失われがち…
特にマグネシウム不足は、痙攣を引き起こし、長期的にはエネルギー産生に支障をきたします。
ミトコンドリアの健康を保つためには、日々の食事や水分補給にマグネシウムを取り入れることが大切!
そこで、おすすめするのが「にがり」です。
お米を炊くときに数滴たらしたり、普段飲むお水やお茶に入れたりすることで、夏バテ予防になりますよ。
米麹の甘酒
米麹の甘酒も夏の体調維持におすすめです。
うちは、いろんな米麹を備蓄していて炊飯器で甘酒を作っています。
甘酒というと冬の飲み物というイメージが強いですが、実は歴史的には夏の風物詩であり、江戸時代には暑気払いのために親しまれていました。
甘酒にはブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンB群などの豊富な栄養素が含まれています。
これにより、夏バテの症状である体のだるさや疲れを回復し、腸内環境を整えることで食欲不振の解消にも役立ちます。
夏バテ予防にはもちろん、夏バテしてからでも冷やした甘酒を飲むことで、美味しく栄養補給することができます。
夏は、甘酒に豆乳、備蓄してあるフルーツの缶詰を入れて、甘酒アイスを作る予定です。
塩(ミネラル多め)・砂糖
夏にむけて、ミネラルたっぷりの塩と砂糖も備えておきましょう。
塩?砂糖?何に使うの?
そう思った方もいると思いますが、塩と砂糖があれば、簡単に経口補水液が作れます。
材料は…
- 水500ml
- 砂糖20g(ペットボトルキャップすりきり3杯)
- 塩1.5g(ひとつまみ)
さっぱり飲みたい方はここにレモンを入れるのがおすすめ!
水の25倍、スポーツドリンクの10倍もの吸収力がある経口補水液が簡単に作れます。
特に、ミネラルたっぷり塩を使うのがおすすめです。
ジャスミン茶
ジャスミン茶(ジャスミンティー)も夏の体調維持におすすめです。
意外に思うかもしれませんが、ジャスミン茶は体を温めてくれる効果があるため、実は体が冷えている夏におすすめお茶です。
暑い夏に温かいジャスミン茶を飲むと、全身の毛穴から汗が出て、その後暑さが和らぎます。
夏は冷たい飲み物で胃腸を冷やしがちですが、ジャスミン茶は、体温調節を助けるため、皮膚から熱を放散させます。
冷たい飲み物よりも体に優しく、夏に非常に適したお茶です。
熱中症対策のひんやりグッズ
効果的な体の冷やし方
熱中症対策のひんやりグッズを効果的に活かすためには体の冷やし方も大切です。
体を冷やす際に最も基本的な場所は…
- 首の前面の左右
- 両脇の下
- 脚の付け根の前面
の3か所です。
これらの場所には太い静脈が流れており、上記の3か所を冷やすことで冷えた血液が体内を巡り、効果的に体温を下げることができます。
保冷剤や冷えたペットボトル、これから紹介するようなグッズを使って冷やすと良いでしょう。
さらに、手のひらや足裏を冷やすのも効果的です。
手のひらや足裏には特殊な血管があり、これを冷やすことで全身の体温を効果的に下げることができますよ。
白元 アイスノンソフト
熱中症対策のおすすめグッズ、まずは「白元のアイスノンソフト」です。
うちは、一人、2.3個ずつ備蓄しています。
アイスノンに似た商品もたくさん登場していますが、冷え具合、冷えのもち、商品自体の耐久性、そして寝心地もやっぱりアイスノンがいいですね。
夏は夜暑くて目が覚めたり、逆にクーラーで寒くて睡眠が浅くなったり、ぐっすり眠れず疲れがどんどんたまっていく一方ですが、このアイスノンのおかげでクーラーなしで寝られる日も多く夏の必需品になっています。
14時間もつので、朝起きてもまだ凍って冷えていますよ。
白元 アイスノン氷結ベルト
熱中症対策に「アイスノン氷結ベルト」もおすすめです。
アイスノンの回し者かと思われそうですが、やはり性能がいいのです。
流行りのネッククーラーも持っていましたが、冷え具合と使い心地、持ちも氷結ベルト優勢。
ネッククーラーは災害時にとても役に立ちますが、普段使いでは肩こりを起こしてしまったため、氷結ベルトに落ち着きました。
ハッカ油
熱中症対策に「ハッカ油」も欠かせません。
ハッカはイライラした時、暑苦しい時など、気を静める効果もあり、お風呂に数滴たらす、シャンプーや石鹸に混ぜる、濡れタオルに付ける、また寝苦しい時、枕元にもほどよい量を付けると安眠が期待できるなど、用途はさまざまです。
私が愛用しているのは北見のブランド「北のかおりハッカ油」。
この薄荷は天然添加物なので万が一口に入っても安心。
他にも、夏を快適に過ごすハッカアイテムが豊富です。
こちらのミントクリームの成分は馬油・みつろう・ハッカ油だけ。
夏でもさっぱりと使いやすいです。
ハッカには虫が嫌う成分が含まれているので、このクリームを塗ることで夏の虫よけにもなり、市販の虫よけより安全です。
ひんやりシャツシャワー
最近種類も豊富になった「ひんやりシャツシャワー」もあると暑い夏を快適に過ごせます。
外で働いている家族がメインで使っていますが、私も真夏に歩いて買い物へ出かけるときや寝苦しい時とかにシーツにシュッシュッとスプレーしています。
冷却マットにかけるとさらに冷たくなって気持ちがいいです。
ビオレ 冷やしタオル
思っていた以上に良かったのが「ビオレ冷やしタオル」です。
のせている間、肌温度-3℃が1時間続く汗ふきシートタオル。
厚手のシートに含まれる冷却液が、肌の熱を吸い込み蒸発。
首にもかけられる超大判サイズで、のせている間、肌の熱(ほてり)を逃がし続けます。
個包装になっているので、真夏に歩いて買い物へ行くときにこれを凍らせて持っていくと体が楽でした。
夏の災害時にも役に立つひんやりグッズです。
熱中症対策の食べ物・飲み物・ひんやりグッズの備蓄・対策方法:まとめ
2024年の夏を乗り切るための備え、熱中症対策の食べ物や飲み物、ひんやりグッズなどをご紹介しました。
夏を涼しく過ごすためのアイテム利用や夏バテしないための食品を取り入れ体を整えつつ、エアコンも適度に使ってこの夏を乗り越えていきましょうね。
動画はこちら↓