みなさんは、大雨対策の備蓄は大丈夫ですか?
先日も線状降水帯が発生、大雨が降りましたが、今年の梅雨はいつも以上に大雨に警戒した方がよさそうです。
すでに梅雨入りしている沖縄県那覇市では2024年6月の観測市場最大となる1時間に 94.5mmの雨を観測。
記録を更新するのは1924年以来 100年ぶりだそうです。
過去冠水したことがない場所も冠水、車も立ち往生、高速道路まで冠水。
台風以上の被害になっています。
また、最近15年間で発生した線状降水帯496事例のうち8割以上が6月から9月の間に発生。
梅雨前線などの停滞前線の影響で生じる割合が最多です。
いざ、大雨で災害が起こると、ホームセンターやスーパーから商品が消えます。
今のうちに、大雨対策の備蓄、梅雨の災害の備えを確認しておきましょう。
大雨対策の備蓄大丈夫?すぐに売り切れる梅雨の災害の備え8選!
車の脱出ハンマー
大雨対策の備蓄、まずは「車の脱出ハンマー」。
緊急脱出用ハンマーは、水没時や事故等で閉じ込められたときに、緊急脱出をする際とても有用です。
うちも備えていますが、一度試したかったので、お試しガラスが付いているものを購入しました。
力を入れていないのに思っていた以上の威力にちょっと茫然としました
↓【注意】音が出ます↓
それから、緊急時にはシートベルトがロックして身動きができなくなることがあるので、シートベルトカッターが付いているものがおすすめです。
緊急脱出用ハンマーの配置や使い方は、自分だけが把握しておくのではなく、家族にも必ず伝えておくといいですね。
ちなみに、脱出の際には側面かうしろ側のガラスをハンマーで割って脱出します。
前面の窓ガラスは、割ってもひびが入るだけで脱出できないことを頭にいれておきましょう。
ブルーシート・防水シート
大雨対策の備蓄、2つ目、「ブルーシート・防水シート」です。
自宅の屋根に被害を受けた時、飛来物からの窓ガラスの保護、水漏れ、土のうなどスキマからの浸水を減らす止水補助などブルーシート、防水シートの備えは欠かせません。
うちの周辺では数年前、大雨冠水被害を受けましたが、ホームセンターからブルーシートがあっという間に消えました。
うちは、普通のブルーシートも備えていますが、これ以外に、薄くて軽い、コンパクトに保管できる明和の災害時に役立つ防水シートを備蓄しています。
一人暮らしの方でも備えやすいサイズです。
土のう・土のう袋
大雨対策の備蓄、3つ目、「土のう・土のう袋」です。
今は、水で膨らむ土のうもあるので、備えやすいのではないでしょうか。
うちの実家は、土のうを備えていますが、土のうを使わない時期は、ブルーシート等で包み、スノコ等を敷いて保管すると長持ちさせることができます。
市町村によっては、土のうの配布、配送を行っているところもあるようなので、お住まいの市町村に確認してみるのもいいかもしれません。
【一例↓】
救命ロープ
大雨対策の備蓄、4つ目、「救命ロープ」です。
もちろん、大雨の日は自宅避難しておくのがベストですが、万が一の場合を考えロープの備えがあるといいでしょう。
水害時、救助を待つ間、自分の体を固定し流されるのを防ぐことができます。
その際、負荷が加わっても解けにくく、作ったループがちぢ縮まらず、安定して結べる自衛隊式ロープワーク 【もやい結び】を習得しておくと役に立ちますよ。
レインウェア
大雨対策の備蓄、5つ目、「レインウェア類」です。
レインウェアの防水性能は『耐水圧』の数値が基準。
一般的にレインウェアを選ぶ目安として…
- 小雨や小雪をしのぐ程度➡5,000mm
- スキーやゴルフ➡最低10,000mm
- 登山➡20,000mm以上
が必要と言われています。
また、製品のタグに表示されているのは初期の耐水圧なので、何年にもわたり洗濯を繰り返したり使用時の摩擦によって機能は少しずつ低下します。
お持ちのレインスーツを確認してみて下さいね。
水に強いパワーテープ
大雨対策の備蓄、6つ目、「水に強いパワーテープ」です。
パワーテープは、第二次世界大戦中に軍事用テープとしてアメリカで生まれた防水強力粘着テープ。
耐久、防水に優れたテープの代名詞ともいえるこのテープは水が入ってきそうなところをカバー、修繕などいろいろな用途に使用することができます。
アサヒペン「水に強いパワーテープ」は天然ゴム系粘着剤を使用しているため、強い粘着性があり、ポリエチレンフィルムでカバーしているので、高い防水機能があります。
しかも、手で切れるため、作業時に便利ですよ。
水・食料
大雨対策の備蓄、7つ目、「水・食料」です。
大雨や冠水などが起こると物流が混乱し、スーパーやコンビニに通常通り配送されなくなります。
肉、魚などの缶詰、簡単に食べられるレトルト食品やパックごはんなどがあればすぐに食べられて便利です。
簡易トイレ
大雨対策の備蓄、8つ目、「簡易トイレ」です。
うちは数年前、台風が過ぎ去った後、1週間近く断水になりました。
もうその頃は備蓄をしていたため、備えていた簡易トイレで乗り切ることができましたが…
以前のようにミニマリスト生活を継続していたら悲惨…どうにもならなかったでしょう。
そして、意外なことに、大雨の真っただ中ではなく、台風や大雨が過ぎ去った後、1,2日経過後に水が出なくなったというケースが多数!
配水管の被害で水の供給がストップしたり、停電でポンプが止まったりしても断水になることがあります。
トイレは命に係わるので、最低でも家族全員の1週間分は備えておきましょう。
大雨対策の備蓄大丈夫?すぐに売り切れる梅雨の災害の備え:まとめ
いざ、報道で大雨、豪雨、台風予測がでると売り切れになるものばかりです。
今一度、大雨備蓄を確認してみてくださいね。
また、今年は梅雨入りも後ろにずれ込み、夏は猛暑予定、すでに作物への影響もかなり出ているようです。
その都度、落ち着いて対応できるように備蓄、準備をしておきましょうね。