今回は、災害時、ホームセンターから真っ先に消えるもの!欠品になって買えなくなるもの!
災害時、慌てないためにも、日ごろからコツコツ備蓄しておいた方が良い物を紹介します。
動画で見たい方はこちら↓
買占めが起こる仕組み
SNSに棚がガラガラになった店舗の写真や動画をアップする人々が続々と増え…
そこに、さまざまなテレビ番組のスタッフがDMでやり取りしたいと声を掛けていました。
ほどなくして「都内スーパーで買いだめ行列」といった見出しで大きく報じられ、それが新たなパニック買いを引き起こしました。
この時のように、SNSの情報に加え、パニック買いを誘発する下地がマスメディアによって作り出されたらあっという間に買占めが起こり、店頭から商品が消えます。
しかし、コツコツ備蓄を積み上げてきていれば今このような状態になっても焦ることなく冷静に状況を見極めることができます。
これからは一層普段から備蓄しておくことの重要性が高くなっていきますね。
【買占め・欠品】災害時ホームセンターから真っ先に消えるもの11選
過去の災害時を参考にどんな商品が特需で売れるのか、ホームセンターから真っ先に消えるもの11選をご紹介します。
水(2L)
ホームセンターの方の実体験によると、2018年大阪北部地震では、普段一週間かけて売れる数の在庫がたった3時間程度で飛ぶように売れ、その後買えずに途方に暮れている人が大勢いたそうです。
私も1週間の断水時、1時間もしないうちに周辺のお店から一つ残らず水や氷が消えました。
自動販売機の水もすべて売り切れでした。
水を求めて夜中まで国道は大渋滞…水の備蓄をしていない場合は完全にアウトです。
ウォータータンク(ポリタンク)
今回の能登半島地震でも周辺地域からあっという間に消えていましたね。
2021年の和歌山市北部地域の断水の時。
あるホームセンターでは、開店前からポリタンクやバケツなどを買い求めて数百人単位の人が並び、開店から約1時間後には用意した商品約1200個が完売。
開店と同時に店内に買い物客が駆け込み、転倒する来店客や商品の奪い合いが発生し、店内は一時パニックになったそうです。
備えていなければ、これに巻き込まれることになるかもしれません。
台車
断水時、ホームセンターから台車があっという間に消えました。
実際水を入れたポリタンクを持つとわかりますが、水はとんでもなく重く台車がないとどうにもなりません。
断水の時、20Lサイズのポリタンクが重すぎて本当大変だったことから…(男性でもきついようでした)
後日改めて、半分の10Lサイズのポリタンクとセットで台車も購入しました。
給水に炎天下何時間も並び(真冬は寒さに凍えながら並び)体力が落ちたところ、ようやく水を手にしてもそれを車や家まで運ばなくてはならないので、台車は必須。
台車は元から販売数が少ないため、何かあってからホームセンターに駆け込んでも手に入りません。
20Lならコロコロが付いたタイプがおすすめ!
ブルーシート
台風、洪水、地震、どんな災害時であっても必ずホームセンターから消えるのがブルーシート。
今回の地震でも売り切れになっているホームセンターが多かったようです。
個人の備えとしての購入はもちろんですが 、被災地に営業所や工場を持つ企業や団体が大量に購入するケースも多いようで直接被害がなかった地域でも品薄になることがあるそうですよ。
ラップ、紙皿
断水時食器が洗えないため、ラップ、紙皿を買い求めに来る人も多いです。
うちは、ラップの他に、丈夫なアイラップも備蓄していていつもの皿にかぶせて使いましたよ。
簡易トイレ
今回の災害を受け、近くのホームセンターの簡易トイレの棚は今もまだスカスカ。
ネット注文でも入荷が数か月待ちになっているところがありますね。
こんな感じでみんな一斉に動くと、一気に品薄になります。
需要が増えている今、もし災害が起こったらと考えると怖いですね…大混乱は避けられません。
トイレに関してはこちらの動画も参考にしてください。
黒の45Lビニール袋
能登半島地震かた1か月半ほど経っていますが、いまだに近所のホームセンターには黒の45Lビニール袋が並んでいません。
ちょっと前にダイソーにも行きましたが、一つもありませんでした。
ネットでは現在購入できるようですが…
災害時、トイレに使ったり、見せたくないものを隠したり、汚物袋を入れたり、なるべく丈夫な黒のビニール袋は備蓄しておきましょう。
うちは車の中にも置いています。
カセットコンロとボンベ
災害時、カセットコンロが欲しかったという声をよく聞きます。
暖かいものを口にするだけで、身も心も力がみなぎってきますよね。
今は、オール電化の家も多く、災害時ホームセンターに駆け込んでもすでに売り切れで手に入らないことも多いようですよ。
電池
東日本大震災のあとは1ヶ月ぐらい電池が売り切れ 熊本地震の時も、充電器 電池系はすぐ売り切れになっていました。
手持ちの懐中電灯やラジオで使われている電池を確認して備えておくといいですね。
養生テープ
台風到来のニュースが流れると、ホームセンターから養生テープが消えるそうです。
2019年、台風19号では接近に備え、「養生テープ」が異例の品薄状態となっていました。
窓ガラスが割れた際の破片飛散を防ぐために、養生テープをガラスに貼ると効果的――
2019年10月10日にこの情報がツイッターで広がると、ホームセンターなどで養生テープがたちまち売り切れる事態が続出。
入手困難になった養生テープは「メルカリ」で転売され、店頭で普通に買えば1個200~300円程度で買えるものが1000円~2000円台の価格で出品されていたそうです。
家具転倒防止突っ張り棒
ホームセンターに勤めている方の実体験によると、飲食物の次に飛ぶように売れたのは「耐震突っ張り棒」だそうです。
普段から対策しないと地震が起きてからでは遅いのですが、それでも購入する方は多かったそうです。
【買占め・欠品】災害時ホームセンターから真っ先に消えるもの:まとめ
ということで、過去の災害時を参考に、災害時にはどんな商品が特需で売れるのか、ホームセンターから真っ先に消えるもの11選でした。
買占め・欠品が起こっても焦らなくて済むように普段からコツコツ備蓄していきましょうね。
- 水(2L)
- ウォータータンク(ポリタンク)
- 台車(キャリーカート)
- ブルーシート
- ラップ・紙皿(アイラップ)
- 簡易トイレ
- 45L黒のビニール袋
- カセットコンロ・ボンベ
- 電池
- 養生テープ
- 家具転倒防止突っ張り棒