「水の備蓄」強化必須!安全な水を確保するための備えということで、まずは結論から。
米不足の次に狙われているもの、それは水。
清潔で安全な水が安く手に入る時代が終わりつつあります。
今後水に関する備蓄や対策を強化しておきましょう。
最近は物価の優等生とも呼ばれていたお米が品薄になり、価格も1.5倍に上昇しました。
お米は主食だから、そんなに値上がりしないだろうと多くの人が考えていたかもしれませんが、ほんの数か月でその常識は覆されました。
そして、次に狙われるのは、私たちが普段当たり前に使っている「水」。
今回はなぜ水の備蓄や対策を強化しないと後悔するのか?安全な水を確保するためのおすすめ備蓄・対策をご紹介します。
今「水の備蓄」対策を強化するべき理由
日本の水道事業が外資に買収されている
日本の水道事業は、老朽化とコスト増に伴い、外資系企業への売却が進んでいます。
たとえば、2019年には宮城県がフランス企業に運営権を委託し、静岡県浜松市も下水道運営を20年間外資に委託。
この傾向はこれから全国に広がっていくと予想されており、水道料金の値上げと水質管理のリスクが懸念されています。
PFAS問題—目に見えない有害物質が水を汚染している
今、全国各地の水源で有害な発がん性指摘物質「PFAS」の検出が相次いでいます。
岡山県吉備中央町では暫定目標値の28倍の異常数値が検出され、公費血液検査の実施も予定されています。
【出典:産経新聞】
下の動画でも上げましたが、とあるペットボトルの水にもPFASが含まれていたという調査結果も…
私たちが安全と思っている飲料水にすらリスクが潜んでいます。
水道料金の値上げ—家計を直撃する現実
今年から来年にかけ、全国各地で水道代の値上げが実施されていますが、まだまだ序の口。
2046年度までに料金値上げが必要とされる水道事業体は1199事業体(全1243事業中)
全体の96%!
小規模な事業体ほど値上げが必要で、給水人口5万人未満の事業体では、約6割の事業体が30%以上の値上げが予想されています。
来月にもペットボトルんの値上げが予定されていますが、水道が上がれば、ペットボトルの水の高騰は避けられないでしょう。
災害時に一瞬で売り切れるペットボトル水
台風や地震、流行り病などをきっかけに、お店の棚からペットボトル水が一瞬で消えてしまう光景…
見る頻度、上がっていますよね。
特に南海トラフ地震が現実のものとなれば、数週間から数ヶ月にわたって水道が使えなくなる可能性があるため、日頃からの備えがなければ、命に関わる事態に直面する可能性が高まります。
富士山噴火がもたらす水危機
最近、政府は、富士山の広域降灰予想の準備に取り掛かり始めました。
【出典:読売新聞】
もし噴火が起こった場合、火山灰が広範囲に飛散し、関東地方全域の水道施設に影響を与えることが予想されています。
これにより、水道や地下水への影響は避けられません。
水道水が使用できなくなり、さらに地下水の汚染が長期的に問題となる可能性があります。
ザっと5つの理由を挙げましたが、清潔で安全な水が安く手軽に手に入る時代が終わりつつあるのがわかると思います。
今のうちの安全な水を手に入れるにはどうしたらいいのか、平時と非常時両方の対策を考えておく必要があります。
安全な水を確保するための備蓄・備え
クリタックPFAS対応浄水器パワーブロック
平時、安全な水を確保するための備えとしては、やはりPFASが除去できる浄水器を取り付けること。
PFAS対応の浄水器は高価なものが多いですが、クリタックPFAS対応浄水器 パワーブロック はリーズナブルでコスパも良し。
3カ月交換になりますが、1ヵ月あたり800円程度。
取り付けも簡単。
最大40%の節水ができ、値上がる水道代対策もできます。
うちはマンションでそのまま水を飲むと塩素臭さを感じるんですが、これを付けると本当に美味しい水になります。
シャワーとの切り替えも力いらずで簡単。
ただ一つ、力具合が慣れないと勢いよく浄水が出てきて飛び散るため、その点だけは注意です。
GreeShow(グリーショウ)電動式携帯浄水器
非常時、安全な水を確保するための備えとしては、まず大切なのがペットボトルの水の備蓄。
定期的に期限を気にするのが面倒だなという方は、5年、7年、10年などの長期保存できるタイプを備蓄しておけばOK!
とはいえ、家族の人数は多いし、一体どれくらいの量を備蓄をすればいいの?
そんなにペットボトルの水の置き場所がないよ…と頭を悩ませている方におすすめなのが、 GreeShow(グリーショウ)電動式携帯浄水器。
これ、楽天、Amazonともにとっても口コミが良くて、以前から気になっていたものの…
機械音痴な私に電動式が扱えるのか不安だったんですね。
はじめは正直、本当に水綺麗になるの?
本当に飲んで大丈夫なの?と半信半疑でしたが、期待以上のパフォーマンスを発揮するアイテムでした。
機械音痴な私でも、迷うことなく、きれいな水を作ることができました。
また、電動式というと、なんとなくごつくて大きな浄水器なのかなと思いがちですが、拍子抜けするほどコンパクト。
家族にも見せましたが『めっちゃいいじゃん!!』と絶賛していました。
浄水機能としては…
厚生労働省水質検査済みで30000Lの浄水可能。
なんと500mlボトル60000本分。
【出典:Amazon】
これ一つで大人数分の水の確保ができます。
ペットボトルの水しかないと、どんなに備えても限界があり、どれだけアルファ米やフリーズドライ食品などを備えてもいずれ食べられなくます。
しかしこの浄水器があれば、川の水、お風呂の残り水、雨水などを活用できるため、備蓄の水の心配をしないでアルファ米などが食べられます。
生活水と飲水とわける必要もないのでとても合理的かつ、いざというときの保険になります。
使い方は簡単。
まず、フィルターと本体をつなげて電源を入れるだけ。
実際、土混じりの水を浄水してみたので、YouTube動画をご覧ください。
電源の音はブーンと言いますが、大きな音ではないでの集合住宅内でも響かず使えます。
浄水スピードは文句なし、アッという間にきれいな水を抽出することができました。
飲んでみましたが、土っぽい風味も一切せず、無味無臭。
ペットボトルの水と何ら変わりない美味しいお水でした。
ちなみに、自宅にあったこちらのAnkerモバイルバッテリーでも充電が可能でした。
(もう一つ希望をいうと、電池やソーラーなど様々な方法で充電できるとさらに良いですが…)
LEDライトもついているので暗い場所でも使いやすいです。
災害時に水道が使えなくなった場合、電動携帯浄水器があれば、川や池の水を飲料水に変えられると思うと本当に心強いですよね。
避難所での水不足が懸念される状況では、こうした携帯浄水器は命を守るツールとなること間違いないでしょう。
「水の備蓄」を強化しよう!
最近では、今まで当たり前だった常識が簡単に覆されることが多くなっています。
その中でも、水の備蓄は災害時に最も重要な要素です。
水がなければ生命を維持することはできません。
そのため、ペットボトルの水の備蓄だけでなく、浄水器や携帯浄水器を使ってさまざまな方法で常に安全な水を確保できるように準備しておくことが大切です。
どんな非常事態が起こるかわからない今、できる備えをしっかり整えておきましょう。