ドラックストアへ行って品薄で買えない!とならないためにも日常から意識しておくべきもののチェックリストを決めておきましょう。
今回は、ドラッグストアで品薄になる可能性が高いものをご紹介します。
今後起こる物流問題に加えて、中東の紛争が石油供給に与える影響などで生活必需品の価格上昇や供給不足に直面するリスクが高まるのはもうご存じの方が多いですよね。
そこで、今回は過去を振り返り、今後もドラッグストアで品薄になる可能性があるものを 7つ厳選しました。
昭和48年のオイルショックで日本全国のスーパー店頭からトイレットペーパーや洗剤が消えて、それから47年も経過した2020年もみんな同じものを買い込んだように…
人間の行動はそう簡単には変わりません。
過去、品薄になったものはこれからも繰り返されますし、今年品薄になっているものはまた来年品薄になる可能性が高いということです。
ましてや、今はSNSが発達しているため、品薄情報広がるスピードも段違い!!
普段からどんなものが品薄になりやすいのか、意識して買い物、備蓄しておけば、いざ商品がなくなった際にも焦らず冷静にいられます。
もちろんそれぞれ無くなったら困るというものは違うので意識すべきものは違いますが…
過去の品薄を参考に、今後もドラッグストアで品薄になる可能性があるものを7つ厳選。
チェックリストの参考にしてください。
ドラックストアから消えた!品薄になる可能性が高いもの7選
トイレットペーパー
まずは、トイレットペーパーです。
トイレットペーパーの品薄が起こった数年前と比較して、今は、3倍巻き、4倍巻き、5倍巻き、そして6枚巻きと倍巻き、圧縮タイプのトイレットペーパーが豊富になり売上も伸びているそうです。
備蓄、保管に特化してものを求める方が増えているんですね。
備蓄する人が増えたとはいえ、今もし、SNSにあのトイレットペーパーの棚が空っぽの写真が流れてきたら…
やっぱりドラッグストアにかけこんで購入する人が多いと思います。
SNSはマスメディアと比較すると、主観的な体験や気持ちが伝達されやすい傾向があります。
特に、トイレットペーパーは生活に密着した身近な話題であるだけに不安という気持ちの共有がネット上で急速に連鎖し、それがデマであったとしても買占めに走る。
トイレットペーパーはその代表格だと思います。
ちなみに、4月以降にトイレットペーパーの大幅値上げが控えています。
- 王子ネピア:4/22から20%以上
- カミ商事エルモア:5/1から10%以上
- 王子製紙エリエール:4/1から10%以上
- 日本製紙クレシア:4/22から5~10%以上
- 丸富製紙:4/1から15%以上
備蓄をするなら3月後半、4月になって焦って備蓄するより今から少しずつ動きましょう。
風邪薬、咳止め、痛み止めなどの薬
続いて、2つ目、風邪薬、咳止め、痛み止めなどの薬です。
これは、昨年から続いていますが、ここにきてさらに多くの薬が品薄になっているようです。
一部のドラックストアもこんな感じ。
咳を止める漢方の麦門冬湯、喉が痛い時の銀翹散、痛み止めのカロナール。
外国の方の大量購入の影響もありますが、正露丸糖衣A、チョコラBBなんかも今品薄です。
そして、ここにきて、花粉症の薬も品薄に!
「シダキュア」というスギ花粉のアレルギー治療薬は去年から入荷量が少ない状況が続いていて、順番待ちになっているといいます。
うちも花粉症で毎年小青竜湯を飲んでいますが、小青竜湯も品薄。
今年は備蓄してあったもので乗り切っています。
先を見越して備蓄しておくのは、未来の自分を助けることになりますね。
この品薄状態は、ジェネリックメーカーの増産体制整備まで待つしかない様子で、円安と物価高(特に電気代高騰)や海外に依存している原薬不足の影響もあって…
どうやらあと3年くらいは続きそうとのことです。
のど飴
続いて、3つ目、のど飴です。
昨年もこの時期(2月、3月)風邪、花粉と外国の方の大量購入などが重なり、浅田飴や龍角散のど飴が品薄になり、売り場から消えました。
私は、1年中、龍角散のど飴を鞄に入れているので、この1年、ドラックストアやスーパーへ行くたび、ちょくちょく備蓄を増やしていました。
ちょっとしたのどの違和感や咳が治っちゃうので絶大な信頼を置いているんですが…今日見たところ、こんな状態。
浅田飴は棚に一つ、龍角散のど飴に関しては一つもありませんでした。
お一人1個制限のお店も出てきているそうです。
ドラックストアは品薄なところが多く、ネットもしくはコンビニの方が手に入りやすいです。
龍角散と浅田飴は多分、来年2025年2月には再び品薄になるのではないかなと思っています。
おむつ、介護おむつ、生理用品
続いて4つ目、おむつ、介護おむつ、生理用品です。
災害時は生理用品、おむつ、介護おむつが真っ先に品薄に…
2020年トイレットペーパーの買占め騒動の時も、おむつ、ナプキンが棚から消えました。
うちは、使い捨ての生理用品の備蓄の他、応急的にも使える布ナプキンも常備。
最近、あちこちで地震が多いですが、紙製品の工場が集まる静岡は、大きな地震が起こる可能性が高く、被害を受けると全国的に影響が出ます。
トイレットペーパーだけでなく、オムツ、生理用品のストックは日頃からしっかりしておきましょう。
ポカリスエット
続いて、5つ目、ポカリスエット。
2023年の8月にも品薄になっていましたが、今はインフルエンザなどの流行り病、胃腸炎、体調を崩している人が多いようで、品薄になっているところがあるようです。
SNSにも…
『インフルでここのとこゼリー飲料とポカリ類を買い足す日々を過ごしてたんだけど、近所のドラストの在庫が品薄になってたの我が家のせいじゃないと思うんだけど…違うのかなー』
『近所のお店でポカリスエットが品薄気味。調子悪い人が多いんだろな』
といった声が上がっています。
それでなくても、ポカリは夏になるとたびたび猛暑で出荷調整や出荷停止が起こり、ドラックストアから消えます。
ペットボトルの備蓄は場所をとるので、こういう粉末タイプを備蓄しておくと安心ですね。
使い捨て手袋
続いて6つめ、使い捨て手袋です。
衛生用品といえば、アルコール除菌剤、アルコールウェットティッシュ、マスク、キッチン漂白剤なども品薄になったので、このあたりのものは備蓄している方が多いと思いますが…
使い捨て手袋もドラックストアから消えるものの1つ。
流行り病の頃、使い捨て手袋が品薄で超高級品になり、介護従事者の方とかも本当に困っていましたね。
特に、天然ゴムでないと手が荒れてしまう方やニトリルゴム手袋でないと困る方、水が使えない災害時にも汚物の処理、食事などで役にたつので潤沢にあるうちに備蓄必須です。
ペット用品・ペットフード
続いて7つ目、ペット用品、ペットフードも地震、災害時にドラックストアから消えるものの一つ。
また今は、海峡封鎖問題などの関係で欧州からのペットフードで品薄になっているのもあるそうです。
特にペットの療養食は絶対数が少なく特に品薄になりやすいです。
療養食の代表格ロイヤルカナンなど今どんどん値上がっていると同時に、入荷が少ないと貼り紙が出ているところもあるようで、療養食を必要とする飼い主さんはナイーブになってしまいますよね。
うちも実家にねこがいますが、大切な家族を守るためには備蓄しかない!とドラッグストアへいくたび、買い足しています。
ドラックストアから消えた!品薄になる可能性が高いも:まとめ
ということで、今回は過去を振り返り、ドラッグストアで品薄になる可能性があるものを7つ厳選しました。
1度品薄になったものは2度目もある!
一度品薄になったものは、普段から意識して、自分に必要なものがあれば備蓄しておきましょうね。
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