みなさんは鞄の中に救難食料・行動食を入れていますか?
出先で災害が発生したら?
危急存亡の瀬戸際になったら?
帰宅困難者になったら?
そうでなくても、雪で立ち往生、車や列車に長時間閉じ込めなんてニュースは毎年発生しています。
今年もあちらこちらで発生したね。
そんな時、救難食料を鞄に入れているか入れていないかでその後が大きく変わります。
災害時では生死にかかわることもあります。
今回は鞄の中に絶対入れておきたい携帯しておきたい救難食料・行動食を紹介します。
動画で見たい方はこちら↓
おすすめ長期保存できる行動食・救難食料!カバンに入れておきたい!
萬有栄養が一般向けに販売している「THE 救難食糧 ER」
まず1つ目。
萬有栄養が一般向けに販売している「THE 救難食糧 ER」です。
萬有栄養の『ER』シリーズは、1965年に運輸省船舶局(現・国土交通省海事局)より『船舶用救難食糧』の開発を依頼され作られたシリーズ。
SOLAS条約(海上人命安全条約)に伴い、日本の船舶安全法では救命艇や救命いかだ等を設備する事が義務付けられていて、救難食料も装備する事になっています。
アメリカの沿岸警備隊ではDAYTREX(デイトレックス)が救難食料として正式採用されていますが…
日本の自衛隊では、航空機や艦艇の遭難などの緊急事態の際に隊員が救助を待つまでに食べられる救難食糧として萬有栄養株式会社が製造している救難食料が使われています。
それがこちらの「THE 救難食糧 ER」!
1965年当時から変わらないこだわり製法で製造しているER。
こういったものって添加物満載のイメージがあると思いますが、保存料、着色料といったものは入っていません。
ER一食分は、わずか56グラム。
摂取できるカロリーは、約274キロカロリーです。
三食分の箱でも、6.4×6.4×7.0cmとこんなにコンパクト。
こんな感じで鞄に入れても存在を忘れちゃうくらい気になりません。
一つ、中身を開けてみますね。
一見、硬そうに見えますね…
断面はこんな感じ。
見るからに密度が濃そう。
硬そうに見えたので思い切り力を入れたら、実際は割りにくくなく、ちょっとボロボロしてしまいました。
食べた感じは口に入れたときのホロッとした食感とピーナッツのカリッとした歯ごたえがよく、だれでも食べやすいと思います。
気になる賞味期限は約5年半!
真空パックになっているので、普通のエネルギーバーのように鞄の中でボロボロになることもないので安心です。
ライフストックゼリー
続いて2つ目がライフストックゼリー。
東日本大震災時の実体験と避難所の光景から生まれたゼリーです。
水はなく、避難所では乾パンだけを手にする人たち…
「堅いものは食べられない」と話す高齢者の男性。
小麦アレルギーなのにパンを我慢して食べ、腕や首に発疹が出ている人。
災害直後から、水がなくても誰でも食べられる非常食が必要!!
いうことで、5年半保存可能な「LIFE STOCK」を開発したそうです。
ライフストックゼリーはエナジータイプとバランスタイプの2種類。
エナジータイプは、災害直後など大きなストレスと疲労でエネルギー不足に陥ったときに素早くエネルギー補給しつつ、程よい甘さでホッと安心感を得られるゼリー。
この薄さで1つ200キロカロリー以上のエネルギーが取れます。
そしてバランスタイプは、災害後の食事のバランスを考慮したカロリー控えめなゼリー。
災害時はどうしてもパンなど炭水化物ばかりになり食物もつ繊維不足で体調を崩すケースがあります。
そんなときに栄養バランスの良い栄養補給ができるように考えられたゼリーです。
この大きさなので普段の鞄に入れてもかさばらず、先ほどの「THE 救難食糧 ER」と一緒に携帯しています。
ようかん(井村屋えいようかん他)
続いて3つめ、ようかんです。
重量体積当たりのカロリー密度が非常に大きい羊羹。
エネルギー面で優れているだけでなく、どこでも買えるかつコンパクトで携帯しやすいという優秀な救難食料の一つ。
一般に売られている羊羹を適当に買っても賞味期限が1年近くあり、パサつかず水がなくても食べやすい!
しかも、耐衝撃性能まで高いので羊羹を持ち歩いて衝撃が加わり続けたとしても 破れたり崩れたりしません。
長期保存できる羊羹で一番有名なのは井村屋のえいようかん。
長年の井村屋羊羹製造技術を生かした5年の長期保存でスッキリとした甘さが特徴。
もっと持ち歩き、携帯しやすいという点でいうと、こちらの5年保存そなえようかんも人気があります。
持ち歩きに便利な大きさ、軽さ、薄さ、手を汚さずに食べられる設計になっています。
おすすめ長期保存できる行動食・救難食料:まとめ
鞄の中に入れておきたい携帯しておきたい救難食料・行動食を紹介しました。
災害は自宅にいるときにおこるとは限りません。
外出中万が一の時にもエネルギー補給ができるように救難食料を準備して携帯しておくといいですね!