安心・安全なフライパンが欲しい!どこで買うかな…
キッチンで毎日使うフライパンは、調理の要となるアイテムですよね。
中でもフッ素樹脂加工(テフロン加工)のフライパンは、種類も豊富で手入れが簡単、焦げ付きにくいなど利便性が高いです。
しかし、その一方で、一部のフッ素化合物は毒性が認められており、健康被害や発がん性などの問題があります。
それを聞いても「そんなに危険なものを日本中で売るわけないじゃん」と思う方が多いのも事実。
そこで、この記事では、「危険なフライパンの実情」と「安心して使えるフッ素加工なしのおすすめフライパン」をまとめます。
日本製の有害物質を含まないフライパン、体に害のないフライパンを知りたい方、ぜひ参考にしてください。
安心・安全なおすすめフライパン3選!危険なフライパンに注意!
フッ素加工のフライパンの危険性
自宅のキッチンに「フッ素加工(テフロン加工)」のフライパンはありませんか?
フッ素加工のフライパンは、軽くて使い勝手が良く、焦げ付きにくく、価格的にも手頃なため、多くの家庭で愛用されています。
しかし、使われている化学物質PFOAは分解が遅く、体内に蓄積され、癌や胎児の異常などの原因になるとも言われています。
以前からアメリカやEUでもPFOAの危険性が認められ、規制や被害救済が進められています。
しかし、日本では健康被害を認めず、実効性のある規制値さえ定めていません。
そんな中、2022年11月、大阪・摂津市の住民の血液から通常の70倍の高濃度のPFOAが検出されました。
【出典:朝日新聞デジタル】
近くにはPFOAを製造してきたダイキンの工場があり、住民は工場周辺の畑で地下水を使って野菜を育て、それを食べていました。
世界で製造も販売も禁じられてきたのに、日本では何も対策が進んでいない現状があります。
詳しくはこちら:https://kikichan77.com/pfas/
「そんなに危険なものを国が日本中で売るわけないじゃん」
「みんな普通に適当なフライパン使ってるじゃん」
そう思いますよね。
もちろん、メーカーでも生産工程で厳格なテストを設けているため「フッ素樹脂加工のフライパンは危険」とは一概に言えないかもしれません。
うん…判断が難しい…
判断に迷う方、気になる方は、ぜひ下の動画↓をご覧ください。
私は、この動画を見てフッ素加工(テフロン加工)のフライパンを買い換えたくなりました。
きっとあなたもフッ素加工フライパンを卒業したくなります…
安全なフライパンはどれがいい?
先ほどの動画を見ても
「今さら、自分は別に気にしないよ」
「フッ素加工のフライパンの方が安いし、使いやすいし、メリットの方が大きいから」
という方はそのままでOKだと思います。
「いや、今からでも安心できるフライパンに変えよう」
「健康のために自炊しているのにフライパンが危険じゃ意味ないよな」
と思った方は、フッ素加工なし(テフロン加工なし)の安心できるフライパンに変えてみてください。
ちなみに、マーブルコート・ダイヤモンドコート・ハードコートと呼ばれるフライパンもフッ素樹脂加工です。
ここでフライパンは安心して使えるフライパンとして最も人気がある定番3つを取り上げます。
グリーンパン
まずは、グリーンパン。
グリーンパンは 2007年にベルギーで誕生した世界で初めてのフッ素樹脂を使わないセラミックコーティングフライパン。
無添加系のYouTubeなどでもよく登場する定番フライパンで、安心安全なフライパンと聞いてたらグリーンパンを思い浮かべる方が多いと思います。
フッ素樹脂(PTFE)を使用せず、PFOAはもとよりその他のPFAS、また鉛・カドミウムなど人体や環境に及ぼす化学物資は一切使っていないフライパンです。
安心安全なだけではなく、おしゃれな見た目と使いやすさも兼ね備えていて人気があります。
以前、私も使っていましたが、熱伝導率もよく熱ムラがないので、料理の仕上がりも大満足!
気になった点としては、2年くらい使っていると卵焼きが張り付くようになり、食材がくっつきやすくなったことぐらいで、不満はありませんでした。
グリーンパンはお値段がちょっとお高めですが、「安心・健康を買う」と考えればリーズナブル。
とりあえず、迷ったら、グリーンパンを選んでおけば間違いなしだと思います。
ちなみに、本体に アルミニウムが使われていますが、確認した ところ、食品と接触しないようコーティングしているため接触 することはないとのことです。
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セラブリッドフライパン
【出典:京セラキッチン】
「セラブリッドフライパン」は、京セラキッチンが開発したセラミック加工を施したフライパンです。
コーティング部分はセラミックスを使用しているため、こちらもフッ素加工なしのフライパンを探している方におすすめです。
京セラのセラブリッドシリーズは、フライパン表面のコーティングに自然由来の素材を使用。
人体や環境に影響を及ぼす化学物質である、PTFEやPFOAは一切使用していません。
ちなみに、私も最近セラブリッドフライパンを追加購入しました。
セラミックスは熱伝導率の高さや遠赤外線効果から食材に火が通りやすく、ふっくらおいしく仕上がります。
表面はカリッと、中はフワッと仕上がる!
グリーンパンもそうでしたが、セラミックコーティングなので、こんな感じでツルツル焦げ付きにくい!
同じく安心な鉄製のフライパンと比較すると、セラミック加工で硬いためメラミンスポンジでもお手入れができ、お手入れに気を使わなくても良い点が気に入っています。
面倒くさがりのうちには、グリーンパンかセラブリッドのフライパンが合ってる!
リバーライト極みジャパン
【出典:リバーライト極Japan】
鉄製のフライパンがいいという方にはリバーライト極みジャパンがおすすめ!
鉄フライパンは美味しく調理ができるものの、本来サビやすく、使い初めと後片付けの時に適切なお手入れが必要です。
そこで、油の馴染みが良いという鉄の特性をそのままに、極めてサビにくい鉄フライパンを開発したそうです。
「鉄製のフライパンがいい、でもお手入れできるかどうか悩んでいる、日常的に使いやすい鉄のフライパンを探している」
こんな方におすすめのフライパンです。
多めの油を熱して油膜を作る油ならしは必須ですが、さび止め塗料を使用していないため、熱して塗料を焼ききる空焼きは不要です。
サイズのバリエーションも豊富!
ごっつい鉄フライパンではなく、木製の取っ手、おしゃれな見た目は、デザイン性重視の方にもピッタリです。
普通のフライパン感覚で使える安心の鉄フライパン!
安全なフライパンを選ぶ基準
今でこそ、食・健康への意識が高まった私ですが、以前は適当、何も気にしていませんでした。
もちろん、調理器具、フライパンも「どうせコーティングがはがれてくるから、安くてくっつかなくてコスパがいいもの」「収納しやすいもの」を基準に選んでいました。
あとは、知名度ですかね。
今回、安心なフライパンとして以下の3つを取り上げましたが…
もちろん、他にも安心して使えるフライパンは色々あります。
どんな基準を目印に購入すればよいかというと…
- PTFE・PFOA・PFOSフリーと記載のあるフライパン
- 鉄・鋳物・ステンレス製のフライパン
を選ぶようにしましょう。
PTFE・PFOA・PFOSフリーと記載のあるフライパン
PTFEは、260度以上になると有害ガスが発生します。
普通に使っていれば、260度になるようなことはめったにないと思いますが、動物を飼っている場合は致命的な影響がでる場合があるので要注意。
PFOA・PFOSは、強力な界面活性剤で光・熱に強く生分解も受けません。
油、水になじむ性質で体内に蓄積しやすく動物実験では有害性を確認済み。
PTFE・PFOA・PFOSフリーと記載のあるフライパンを選べば、安心して使うことできますよ。
鉄・鋳物・ステンレス製のフライパン
そして、鉄・鋳物・ステンレス製のフライパンを選ぶことです。
鉄製のフライパンは熱伝導率が高く耐久性に優れています
使い始めは油を染み込ませたり空焼きをするなどの手入れが必要ですが、自分で育てていく楽しみがあります。
また、不足しがちな鉄分を補えたりと大事に使えば一生ものとして使えるのも魅力です。
鋳物製フライパンは、鉄フライパン以上に熱伝導に優れ、高温に強く、油なじみも良いです。
注意点としては、鋳物製のフライパンは重く、お手入れをしないと錆びてしまう可能性があります。
ステンレス製は、熱伝導性が高く、さびにくいのも特徴。
ムラなく熱を通せて余熱調理にも向いています。
鉄・鋳物・ステンレス製のフライパンは、若干、面倒な点がありますが…
安全面で選ぶなら鉄・鋳物・ステンレス製のフライパンを選んでおけば間違いありません。
安心・安全なおすすめフライパン:まとめ
- PTFE・PFOA・PFOSフリーと記載のあるフライパン
- 鉄・鋳物・ステンレス製のフライパン
を基準に選んでみてください。
万が一、将来、何か病気になったとき「もしかして毎日使っている調理器具が悪かったのかな…」なんて考えたくありません。
気になるものは早めに、自分が納得できるものに変えて、余計な不安、心配はせずに日々楽しく過ごしていきたいものですよね。
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